この試験によって、一年草、多年草の作物、山林樹木の苗生産における土壌病害菌の
  苗生産圃場における繁殖を抑止することが出来る。
  更に、木材腐朽菌と共生した菌根を具備した苗生産が・・・容易に可能になった。
  この技術は「自根苗」による完全無農薬栽培を可能にするものである。
吸水シートの代わりにハイポネック培地に同じように播種した場合は、
種子に木材腐朽菌が担持して繁殖した
   播種5日後の状態。
2018年1月13日 写真

  発芽開始した。
  木材腐朽菌懸濁液による影響は目視では認められない。

  吸水シートには木材腐朽菌の菌糸の伸長は認められないが、
  種皮表面に木材腐朽菌の菌糸が伸び始めている。
播種した状態


供試材料
   亰水菜種子
   木材腐朽菌 ハ 懸濁液  1倍溶液
   コットン吸水シート

試験方法
   水菜種子 無殺菌
   水菜種子を木材腐朽菌懸濁溶液に浸漬2分
   浸漬した水菜種子をコットン吸水シートをオシボリ程度に湿らした上に播種。
  
培養条件
    最低温度 5℃ 最高温度20度  ハウス内
培養開始
    2018年1月11日
一年草作物の播種時における病害菌繁殖抑止による完全無農薬栽培の基礎試験
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木材腐朽菌懸濁液の種子接種が発芽に及ぼす影響

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